暗い石の上に置かれたiPhone。ぼやけたアプリアイコンの中で、1か所だけ空いた場所が淡い緑色に光っている

iPhoneでアプリを非表示にする方法(と、隠せないもの)

カテゴリiPhoneのプライバシー8分で読めます 更新日 iOS対象: iOS 18以降
目次

iPhoneでアプリを非表示にするいちばん確実な方法は、iOS 18以降の「非表示にしてFace IDを必要にする」です。 アプリを長押ししてFace IDを必要にするをタップし、続けて非表示にする項目を選びます。アプリはホーム画面から消え、Appライブラリのいちばん下にあるロック付きの「非表示」フォルダに移ります。

古いiOSや、非表示にできないアプリでも、ホーム画面から取り除いたり、ホーム画面のページごと隠したりできます。ただし方法ごとに限界があり、どの方法でも写真ライブラリにすでに保存されたものは隠せません。それぞれの方法で実際に何が起きるのかを説明します。

アプリを完全に非表示にするには?

iOS 18以降では、アプリを非表示にすると、ホーム画面、検索、通知から消え、Face ID、Touch ID、またはパスコードで守られます。

  1. ホーム画面でアプリのアイコンを長押しします。
  2. Face IDを必要にするをタップします(Face IDのないiPhoneではTouch IDやパスコードと表示されます)。
  3. 非表示にしてFace IDを必要にする項目をタップします。
  4. Face IDで確認し、アプリを非表示にする操作を確定します。

アプリはAppライブラリのいちばん下にある非表示フォルダに移ります。非表示のあいだは、次のようになります。

  • ホーム画面のどのページにもアイコンが表示されません。
  • iPhoneの検索に出てきません。
  • そのアプリの通知は届きません。
  • 開くには、まず「非表示」フォルダを開く必要があり、Face ID、Touch ID、またはパスコードが求められます。

すべてのアプリを非表示にできるわけではありません。Apple純正アプリの一部は、ロックはできても非表示にはできません。Face IDを必要にするだけが表示されて非表示の項目がない場合は、下で紹介する方法を使ってください。

非表示にしたアプリはどこにある?

非表示にしたアプリは、Appライブラリのいちばん下にある「非表示」フォルダに入っています。このフォルダはFace ID、Touch ID、またはiPhoneのパスコードで開きます。

  1. ホーム画面で、最後のページよりさらに左へスワイプしてAppライブラリを開きます。
  2. いちばん下までスクロールします。
  3. 非表示フォルダをタップして認証します。
  4. 開きたいアプリをタップします。

非表示を解除するには、「非表示」フォルダを開いてアプリを長押しし、Face IDを必要にしない項目をタップします。アプリはAppライブラリに戻り、そこからホーム画面にドラッグできます。

古いiOSでアプリを削除せずに隠すには?

iOS 18の非表示機能が使えない場合は、アプリをホーム画面から取り除けば、アプリとデータを残したままアイコンだけを隠せます。

  1. アプリのアイコンを長押しします。
  2. Appを削除をタップします。
  3. ホーム画面から取り除くをタップします(Appを削除ではありません)。

アプリはAppライブラリに残り、カテゴリ別のフォルダや五十音順の一覧に表示されます。Appライブラリを開いたり、名前で検索したりすれば数秒で見つかり、ロックもかかっていません。

ホーム画面のページごと隠す

複数のアプリをまとめて隠したいなら、1つのページに集めてそのページを非表示にします。

  1. ホーム画面の何もない場所を長押しして、アイコンが揺れる状態にします。
  2. Dockの上にある点の列をタップします。
  3. 隠したいページのチェックを外します。
  4. 完了をタップします。

そのページはスワイプしても出てこなくなりますが、中のアプリはAppライブラリと検索には表示されます。

スクリーンタイムでApple純正アプリを隠す

スクリーンタイムを使うと、一部の純正アプリを完全にオフにして、ホーム画面からもAppライブラリからも消せます。設定 → スクリーンタイムのコンテンツとプライバシーの制限をオンにし、許可するアプリの一覧で対象のアプリをオフにします。これはApple純正アプリにしか使えず、スクリーンタイム・パスコードを知っている人なら元に戻せます。

アプリを非表示にしても隠せないものは?

アプリを非表示にして隠れるのはアイコンだけで、そのアプリがiPhoneのほかの場所に保存した写真、ビデオ、ファイルは隠れません。多くの解説で抜け落ちているのがこの点です。

  • アプリから保存した写真は写真アプリに残ります。 メッセージアプリやブラウザ、マッチングアプリから保存した画像は、アプリ自体を非表示にしても、ライブラリの最近の項目にそのまま見えています。
  • 「非表示」フォルダはiPhoneのパスコードで開きます。 Face IDが失敗すると、いつものパスコードで開けます。パスコードを知っている人なら、フォルダも中のアプリもすべて開けます。
  • フォルダがあること自体は見えます。 Appライブラリのいちばん下までスクロールすれば、開けなくても「非表示」フォルダがあることはわかります。
  • 非表示は、別の鍵で暗号化することとは違います。 非表示はiOSでのアプリの見せ方を変えるだけです。アプリのデータを、iPhoneをすでに守っているロックとは別の鍵で守るわけではありません。

アプリを隠したい理由がそのアプリから保存したものなら、写真ライブラリを確認してください。すでにカメラロールにある写真は、アプリを非表示にしても隠れません。また「非表示」アルバムを使っている場合も、同じパスコードで開くことを覚えておいてください。

つまりiOSには、ちょっとした人目からアプリを片づける便利な機能があります。ただ、iPhoneのパスコードを知っている人でも開けない、専用のパスコードを持つ場所はありません。

アプリの中身まで人に見られないようにするには?

本当に隠したいのが写真、ビデオ、メモなら、アイコンを隠すことに頼るより、専用のパスコードを持つ保管庫に入れましょう。Vultは、iPhone上ですべてをAES-256で暗号化し、専用のパスコードで守る、iPhone向けのプライベートな写真・ビデオ保管庫です。

  1. Vultを開き、iPhoneのパスコードとは違う保管庫のパスコードを設定します。
  2. 人に見られたくない写真やビデオを読み込みます。
  3. 写真アプリから元の写真を削除し、最近削除した項目を空にします。

中身はすべてAES-256-GCMで暗号化されます。鍵は保管庫のパスコードと、iPhoneのSecure Enclaveにある秘密の値から作られ、パスコード自体はどこにも保存されません。そのため、iPhoneのパスコードを知っていて「非表示」フォルダを開ける人でも、保管庫は開けません。

アプリを隠したい人にとって特に役立つVultの機能は次のとおりです。

  • ダミー保管庫: 別のパスコードを入れると、中身の違う別の保管庫が開きます。開けるよう迫られたときに見せるものがあります。
  • 侵入者の自撮り: パスコードを間違えると、試した人の写真を撮ります。
  • 匿名ブラウザ: 履歴を残さずに閲覧でき、画像を保管庫に直接保存できます。写真ライブラリを一度も通りません。
  • 厳格なFace ID: iPhoneに新しい顔や指紋が登録されると、Face IDでは保管庫が開かなくなり、iPhoneのパスコードで代わりに開くこともできません。

両方を組み合わせることもできます。VultはApp Storeのアプリなので、iOSの非表示機能も使えます。アイコンは見えなくなり、中身はあなただけが知っているパスコードで守られたままです。

どの方法を選べばいい?

iPhoneでアプリを非表示にする方法は、それぞれ守れる場面が違います。誰から隠したいのかで選びましょう。

非表示にしてFace IDを必要にする ホーム画面から取り除く ページを非表示 専用パスコードの保管庫
ホーム画面からアイコンが消える はい はい はい 一緒に非表示にすれば
検索に出てこない はい いいえ いいえ 一緒に非表示にすれば
ロック はい、iPhoneのパスコード いいえ いいえ はい、別のパスコード
保存した写真も守る いいえ いいえ いいえ はい
  • ホーム画面をすっきりさせたいだけなら、 ホーム画面から取り除くか、ページを非表示にしましょう。
  • ロックを解除したiPhoneをときどき人に貸すなら、 「非表示にしてFace IDを必要にする」でアプリを隠してロックしましょう。
  • iPhoneのパスコードを知っている人がいるなら、 アプリを隠すだけでは足りません。パスコードを変え、人に見られたくない写真は保管庫に移しましょう。パスコードを知っている人から写真を隠す方法で両方を解説しています。
  • 子どもにiPhoneを渡すなら、 触られたくないアプリを非表示にし、純正アプリにはスクリーンタイムを使いましょう。
  • 心配なのが写真なら、 iPhoneで写真を隠す方法もあわせて読んでください。アプリを隠しても、その写真は隠れません。

よくある質問

アプリを削除せずに非表示にできますか?

できます。iOS 18以降なら、Face IDを必要にするから非表示にすると、アプリはロック付きの「非表示」フォルダに移ります。どのバージョンでも、ホーム画面から取り除くを使えば、アプリとデータを残したままアイコンを消せます。

非表示にしたアプリはどこに行きますか?

Appライブラリのいちばん下にある「非表示」フォルダに入ります。開くにはFace ID、Touch ID、またはiPhoneのパスコードが必要です。

非表示にしたアプリは人に見られますか?

iPhoneのパスコードを知っている人なら、「非表示」フォルダを開いて中のアプリをすべて見られます。パスコードやFace IDがなければ、フォルダがあることはわかっても中身は見られません。

非表示にしたアプリの通知は届きますか?

届きません。iOSの非表示機能で隠したアプリの通知は表示されないので、待っている連絡があるときは自分でアプリを確認しましょう。ホーム画面から取り除いただけのアプリは、通常どおり通知が届きます。

アプリにパスワードをかけるには?

アプリを長押ししてFace IDを必要にするをタップすると、Face ID、Touch ID、またはiPhoneのパスコードでロックされます。iOSではアプリごとに別のパスワードは設定できないので、専用のパスコードで写真やビデオを守りたいなら保管庫アプリを使いましょう。

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